ふざけろ

自分が鬱ですっかり忘れてた。
7日で三ヶ月だったそうです。忘れないようにスケジュール登録しておいた。

R君、ご冥福をお祈りします。

夕陽の向こう
ボール抱えて笑う、小さな君の残像
茶色い髪も白い肌も茜色に染まった　君の残像

「子供向けで」と作られた　不必要に鮮やかな花束が
君がいなくなった事実と同じぐらい重かった
緑色のカーネーションの花言葉って、一体なあに　？

土曜の昼はあたたかだった
君の旅立ちも、同じぐらいあたたかかっただろうか　？

あたしさあ、アルバムから君を見つけることが出来なかったんだよ
笑えちゃうね　本当、しばらく見てなかったからなあ　

「死にたい」なんてもう口にしない
人が死ぬってどれだけ重いことか、ねえ
泣いて泣いて、やっと分かったんだよ

いまだ私のほうが整理がつかないなんて、どこまで馬鹿なんだろう
なんだかなあ。
あの子と挨拶交わすたびにこっちがきゅうんとなってしまう。
やっぱあの子は強いなあ。ちっちゃい頃から思ってたけどさ。
もしあたしだったら耐えられるだろうか　？　……無理でしょ。学校行けなくなるよ、きっと。
……がんばらなきゃ。

ただ、やっぱりあたしの中の君は、夕陽の中でドッヂボールがめためた強い
少し生意気な君であって
アルバムの中の君はどうしても認められなくて
ましてや額縁の中の君なんて、

ねえ。

どうか安らかに眠ってください。遅れてごめんね。
ご冥福をお祈りします。