薄墨色の空が遠かった

その日、私は桐生操氏の『世界情死大全』を一冊抱えながら、ブックオフで、購入する本の合計が千円になるための計算をしていたのでありました。
気まぐれに立ち寄ったそこは幸運にも三割引きのタイムセールをやっていて、私は当初の計算から不器用に三割を引きながら、丁度千円にするためもう一冊を買うべきか悩んでいたのです。
何故ならば千円買うと、ここの割引券の当たる籤が引けるからでありました。
結局、私は無駄な買い物はしないことにして、先の桐生氏の本ともう一冊だけを購入しました。
記したように、先の本もですが、後者も題を口にするのは憚られるものなので、黙っておかせて下さい。
そして私は、塾に向かいながら鞄に二冊を仕舞いました。塾で誰かに、何を買ったのか訊かれるのを避けたかったのです。
…正月から幾日も経たないというのに、街はいつもと変わらぬせわしなさと溢れんばかりの雑多な人混みを抱えているのでありました。


…正月過ぎの朔の日記でした。笑
h/k世界史を勉強するのってやっぱ楽しい。
何が楽しいかって、逸話なんかは勿論、あらゆる視点から歴史を考えることが出来るのが楽しい。

昨日まで私は神羅でオスマンをぼうっと眺めていたのに
今日になったらオスマンにいてオーストリアに侵入したりして
世界史には「何が正しい」ってのが無いんだよ、日本史に比べて。
日本史は全てが日本の視点じゃん。
世界史は違うんだ、行ったり来たりするから、最初に「可笑しいだろ」って感じたことも、別視点から見たら尤もに思えたりして。
…本当に、繋がるRomanだなぁ、と思う(笑)
でもやっぱり史学は目指す所じゃないんだなぁ…
これは一種の趣味として、ちまちま深めたいと思います。

そして国数英勉強してない＼(^o^)／オワタ
空腹だからおやすみなさい。